【インワンズブラッド | 一口馬主#3】初出走がまさかの「幻」に!? 矢作調教師が惚れ込んだ1口27000円の超高額馬の切なくも愛おしいデビュー劇

出資馬近況

​​皆さんこんにちは!当ブログ管理人のhaniです。
前回は無料4口枠を全ツッパして顔に一目惚れした「ラクアミ’25」への愛を語らせていただきました。

「あとは成長を見守るのみ」なんて簡単に片付けていた私ですが……

実は今年の春に一口馬主を始めたばかりの初心者。人間の欲望とは浅ましいものでしばらくすると

「ラクアミちゃんのデビューまで待てない!」

「とにかく早く自分の出資馬が競馬場で走る姿を見て熱狂したい!!」

という禁断症状が出始めてしまいました(笑)。

​そんな欲求不満の私の前に突如として現れたのが、
今回ご紹介する「インワンズブラッド」(英国産・牡2歳)でした。

​💸 1口27,000円(3000口) !?でも「ポチッ」た圧倒的ファクト

​まず目に入ってきたのは、その募集価格。

「3000口の、1口で27,000円!?」

​……ん?計算してみてください。総額8,100万円です。

「おいおい、無料4口でキャッキャ言ってた初心者が出していい金額ではないぞ(笑)」と
最初見た瞬間から、理性が冷静にストップをかけてきました。

​しかし!その葛藤を吹き飛ばす「圧倒的ファクト」が押し寄せてきたのです。

​あの矢作芳人調教師が「どうしても日本に連れてきて育てたい」と熱望した逸材
父バーイード(欧州の怪物・G1 6連勝)× 母父フランケルという超弩級の良血

「近々入厩予定!」という、喉から手が出るほど欲しかった早期デビューの知らせ。

​調教タイムを見ても、3F 38秒台を楽々マークする仕上がりの早さ異次元のスピード

​「いや、もしかしたら、この馬は本物かも……!?1口だけでいい、この夢に乗りたい!!」(笑)

​震える手でポチり、たったの「1口」ではありますが、私にとって「即戦力」としての出資が決定したのです。

​🐎 待ちに待ったデビュー戦!我が一口馬主人生の初陣!!

​そして、2026年8月1日の札幌競馬場・新馬戦!

私の「一口馬主人生における、出資馬が初めて出走する記念すべき日」がやってきました。

朝から心臓はバクバク、仕事も手につかない状態。

パドックに登場したインワンズブラッド君は馬体重432kgとちょっと小柄ながらも、キリッとした表情で戦いに挑む前の実に凛々しい戦士の顔のように私には見えました!(笑)

​「行ける……!矢作厩舎の本気仕上げ、武豊騎手の鞍上、単勝1番人気(2.3倍)!!勝てる、きっと勝てるぞ!!」

​画面の前で拳を握りしめ、パドックを終え、大歓声の芝コースへ本馬場入場!

「いけぇぇぇ武豊!インワンズブラッド!!」とテンションは最高潮に達していました。

​――その時です。

​😭 「本馬場入場後、馬体検査を行います」

​画面に映る我が愛馬。なぜか武豊騎手が背中に跨ったまま、返し馬(キャンター)に入らず、インワンズブラッド君から降りまし……た?

「ん?武さん、何か気になるのかな?」

と思った直後、場内に響き渡る無情のアナウンス。

​『お知らせいたします。7番インワンズブラッド号は、本馬場入場後に馬体検査を行います』

​……はい?

ば、馬体検査……??

​そこから数分間、画面の前で生きた心地がしない時間を過ごしたのち、最終宣告が下されました。

​『7番 インワンズブラッド号は、競走除外となりました』

​なんと我が一口馬主人生の記念すべき「初出走」は、1メートルもレースを走ることなく…

「現地での直前除外」という伝説級のオチで幕を閉じたのです。。。(泣)

​📝 レジェンドの神対応と「不幸中の幸い」

​ショックで崩れ落ち、ネットの掲示板で心ない書き込みを見てさらに凹みかけた私ですが(笑)

夕方にクラブから届いた武豊騎手と矢作調教師の公式レポートを読んで涙が引っ込みました。

​武豊騎手
「返し馬に行こうとしたのですが、左肩の出が硬く、気になる感じでした。走らせるにはあまりよろしくなさそうでしたので発走地点に向かい、馬体検査をしてもらいました」

​矢作調教師
「左前の跛行で除外になってしまいました。すみませんでした。追い切りを重ねていくなかで少しずつ硬くなってきていたのは確かですが、この馬の捌きでもあり、そこまでひどいものではないと思います」

​……武豊様、本当にありがとうございました!!!(土下座)

​返し馬に入る前の「歩いている段階」で背中の違和感を察知し、無理をさせずにストップをかけてくれたのです。
もし経験の浅いジョッキーでそのまま走らせていたら、時速60kmの負荷で骨折や屈腱炎といった致命的な大事故になっていたかもしれません。

矢作先生のコメント通り、連日のハードな調教による「肩の筋肉のこわばり(疲労)」が原因であり、骨折などの大怪我ではないことも判明。

​レースを走れなかったのは本当に悔しいですが、「未来ある愛馬の命と競走生命を、レジェンドが完璧に守ってくれた」と考えたら、これ以上の幸運はありません!

​ちなみに、その日のレースの勝ちタイム(1分30秒4)を見る限り、「万全で出ていればマジで勝ててたのでは……?」という未練はタラタラですが、そこはグッと飲み込みます(笑)。

​🌿 予行演習は完了!「幻の勝ち馬」から「本物の勝ち馬」へ

​インワンズブラッド君は一度シュウジデイファームへ戻り、筋肉のコリをほぐして立て直すことになりました。でも、考えてみてください。

彼は今回、長距離輸送、競馬場の雰囲気、パドック、そして大歓声の本馬場入場まで、

「完璧な予行演習」をこなしたのです!

次回、仕切り直しのデビュー戦では、周りの初出走の馬たちを横目に、

「あ、ここ前に来たことあるわ」と、どっしり構えて走ってくれるはずです。

一口馬主の初陣がまさかの「出走なし」という最高の(?)自虐ネタができてしまいましたが、我が愛馬の物語はまだ始まったばかり。
しっかりケアを受けて、一回り大きくなってターフに戻ってくる日を、今度は首を長くして(でも正座して)待ちたいと思います。

出典:広尾サラブレッドクラブ

​イケメンの「インワンズブラッド君」、まずは疲れた体をゆっくり休めてね!本当にお疲れ様!

​💬 追伸「初出走で現地除外喰らったことあるよ!」という先輩馬主の皆様、ぜひ温かい励ましのコメントをお待ちしております(笑)。

【2026年8月下旬 追記】祝・BTC入り!この馬の「個性」と秋のリベンジへ!

除外直後は「一体どれくらい休むことになるんだ…」と心を痛めていた私ですが、シュウジデイファームでの迅速なケアのおかげで歩様は正常に戻り、無事にBTC(軽種馬育成調教センター)での調教を開始したとのことです!

​育成場のコメントにも「元々の身のこなしの個性(硬さ)」についての言及がありましたが、これは除外当日に矢作調教師が仰っていた「この馬の捌きでもある」という見立てとも完全に一致しています。

欧州の怪物血統(バーイード×フランケル)らしい、力強く馬場を掻き込むパワー型ゆえのフットワークなんですね。
​現場が「この子の本来の個性とケアの塩梅」をしっかり把握してくれたのは、今後の長い競走生活にとっても大きなプラス材料だと前向きに捉えています!

怪我の功名でリフレッシュも完了し、秋の東京・京都開催での「真のデビュー戦」に向けて期待は膨らむばかりです。

本記事のQ&A

Q1. 出資馬がレース直前に「競走除外」になった場合、出走手当や馬券はどうなる?
​A: 購入された該当馬の馬券は全額返還(払い戻し)となります。また、一口馬主(クラブ)側には、出走自体はしていないものの競馬場へ輸送・装鞍などを行った補償として「特別出走手当(競走除外時の交付分)」等がJRAから交付されるケースが一般的です。ただし、着順に応じた本賞金や出走奨励金は得られません。


Q2. 「跛行(はこう)」とはどんな症状?競走生命に関わる重いケガなの?
​A: 歩行時にリズムが乱れたり足を引きずったりする状態の総称です。骨折や靭帯損傷などの重度な原因だけでなく、筋肉痛・肩のコリ・蹄の違和感といった一時的な疲労や軽微な張りでも発生します。早い段階で騎手が違和感を察知して競走除外などの判断をした場合、短期間の休養やケアで問題なく復帰できるケースも多くあるようです。


Q3. 海外産馬(マル外)に出資するメリット・デメリットは?
​A:メリット: バーイードやフランケルのように、日本国内では種付けできない世界最高峰の超一流血統(スピード・パワー)を直接体感できる点です。
​デメリット: 輸送費や関税などが上乗せされるため募集価格(総額)が高くなりやすい点や、内国産馬限定のレース(一部のクラシック競走や限定戦)に出走制限がかかる場合がある点が挙げられます。

それでは、また次回にお会いしましょう!ここまで読んで下さりありがとうございました!!
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