​【株式投資#1】26歳の時、全財産390万円を賭けたネクソン株でストップ安を食らった話

株式投資コラム

こんにちは! ​当ブログ管理人の hani です。

今回から、私が資産3,000万円を達成するまでの道のりを振り返る「投資遍歴シリーズ(全5話)」をスタートします!

記念すべき第1話は、今から15年以上前。私が26歳の時に経験した、人生最大の「地獄の洗礼」のお話です。
投資の恐ろしさと厳しさをこれでもかと叩き込まれた全ての原点となるエピソードをお届けします。

​26歳、種銭390万円で挑んだ一世一代の勝負

​当時26歳だった私は、転職をきっかけに手に入れた「退職金」と、それまでコツコツ貯めてきた「貯金」をかき集めました。その額、合計390万円。
当時の私にとっては、全財産であり、人生を賭けた「大金(種銭)」でした。

「この資金を株で増やしてやる!」

​鼻息を荒くしたビギナーの私が記念すべき1銘柄目として選んだのが、当時上場したばかりで話題を集めていたメイプルストーリーで有名な韓国のPCオンラインゲーム企業「NEXON(ネクソン)」でした。

​ビギナーズラックを疑いもせず、私は上場当時の株価1,300円位の時に、なんと3,000株(=390万円分)を一括購入。全財産をたった1つの銘柄にぶち込むという、今思えば恐ろしい「極限の集中投資」を敢行したのです。

​買って1週間後の惨劇。ストップ安の衝撃

​「ここから資産が着実に増えていくはずだ」

そんな淡い期待は、買ってからわずか1週間後に粉々に打ち砕かれました。
初の決算発表。画面を開いた私の目に飛び込んできたのは、目を疑うような光景でした。
(当時の私は1週間後に決算が控えている事も調べず、そしてその怖さも知らない未熟者でした。)

​結果は、まさかの寄らずの「ストップ安」。(売りたくても売れない状態です。)

​その後、株価は買い戻しすら起きず時間をかけてだらだらと下落の一途を辿ります。
1,300円あった株価は、最終的に半値近い650円付近にまでなりました。
そして私の資産はというと390万円がどん底の時は190万〜200万円近くまで蒸発。(約半分ですね)
口座の数字を見るたびにがっかりし、それから数年は後悔の毎日を過ごすのでした。

​地獄の塩漬けと、耐え抜いた数年間

​人によっては諦め、思い切って損切りし、市場から退場する人も少なくない程の下落だと思います。
しかし、私は諦めきれませんでした。

自分の失敗を認めず、市場の歪みのせいだと決めつけ「含み損」を抱えて耐える道を選びました。
そこから数年は生き地獄の日々でした。

毎日株価をチェックしてはため息をつき、いつ上がるかもわからない暗闇の中で、ひたすら耐えて、耐えて、耐えました。(笑)

そして、ネクソン株を買ってから数年が経ったある頃。
長い長い調整はやっと終焉を迎え、やっと株価が戻り始めたのです。

底値から少しずつ上下しながら上昇していき、久しぶりに4桁に復帰しました。

あまりに下落の時間が長すぎて、お前正気か?と思ったほどです🤣
(しかし業績の裏付けはあったので、いつかは上がると確信していました。)

まぁそこからも上下しながら長い時間をかけながらですが、、、
やっと、数年ぶりに、ついに、自分の買値であった1,300円に戻ってきたのです。

​痛恨の売却、そして本当の悲劇へ

​その後は、お前は何者なんだ!?と思うくらい順調に調整しながら上がっていくネクソンを横目に、俺の知ってるネクソンじゃない!と逆に頭を悩ませる時期に入っていきます。(笑)
それと同時に、少しでも下がったりすると

「もうあの地獄のような含み損生活には戻りたくない……!」

という気持ちが心の奥底から湧いてきます。(笑)
そして私はあの長い長い下落の恐怖を思い出すと心底嫌になり、今後は円高に向かう予想(ネクソンは基本的に外国で稼いでいたので(主に韓国ですが)、円高は利益を押し下げます。)もあったことから、またどん底まで株価が落ちるかも!?という恐怖心が大きくなりました。

そのような理由から株価が「1,900円」付近で調整を始めた(上昇が止まった)のがきっかけとなり、3,000株すべてを売却してしまいました。

結果的に全財産を賭け数年間も耐え抜いて得られた利益は、1株あたり+600円(+180万円の利益)というものでした。どうおもいますか?確かに結果的にはプラスですが、長い期間のストレスに苦しめられた事を考えると果たして本当に心から喜べる結果と言えるでしょうか?
しかしながら、当時の私はというと、

​「なんとか生き残った……よく耐えて、よく我慢したな……」 と安堵の胸を撫で下ろしていました。まぁ相場に生き残ることはたしかにいい事ではありますが。😅

ですが本当の悲劇はここからでした。

​私が恐怖に負けて手放した後、ネクソン株はいったんは1300円まで予想通り下げました。(ドヤッ🤔)

しかし、そこから急反転!!
怒涛の快進撃を見せ、高値を更新しながらグングンと爆上がりしていったのです……。
(株式投資ではよくあることです。この対策、この上昇を逃さない為に必要な事は後々、当ブログで解説します。)
私が確認する限り株価は3000円近くまで上がっていきました。
(途中から見るのを止めましたが今の株価は当時の更に倍の6000円になってます。底値からは10倍ですね。)

​「なぜ、あんなに耐えたのに一番おいしい波に乗れなかったのか」

「逃げるように売ってしまった自分のメンタルの弱さは何なんだ」

​利益が出た安堵感以上に、自分の投資判断の甘さに、猛烈な悔しさがこみ上げてきました。

​この失敗から得た教訓

​人生初の株式投資で食らったネクソンの洗礼は、私に以下の強烈な教訓を刻み込みました。

​・全財産を1銘柄に突っ込む「集中投資」は自殺行為

​・知識と根拠のない「ノリ」の投資は、暴落した時にメンタルが崩壊する

​・冷静さを失うと、売るべきタイミングを間違う

​こうして「全財産半減の恐怖」と「早売りした悔しさ」という強烈なトラウマを抱えた私ですが、投資をやめることはありませんでした。

​……が、次に私が手を伸ばしたのは、さらなる乱気流が吹き荒れる「伝説の銘柄」でした。

次回は【投資遍歴 第2話】300万が1,250万に!KLab株の狂乱と「伝説の誤発注」で学んだ長期投資の真実。を話したいと思います。

本記事のQ&A

Q1. 決算発表直後に株価が急落(ストップ安)するのを防ぐにはどうすればいいですか?
​A. 決算発表のスケジュール(日時)を事前に確認し、決算またぎのリスクを避けるために発表前にポジションを縮小・売却しておくのが確実です。特に新規上場(IPO)直後の銘柄や期待先行で買われている銘柄は、市場予想を少しでも下回ると投げ売りが発生しやすいため、初心者のうちは決算後の値動きや数字を確認してから投資判断を行うのが安全です。

Q2. 大幅な含み損を抱えた「塩漬け株」は、耐えて保有し続けるべきですか?それとも損切りすべきですか?
​A. 保有理由が「業績の継続成長」にあり、下落が一過性の市場要因であれば保有継続も選択肢ですが、根拠のない塩漬けは資金が長期間拘束される「機会損失」につながります。あらかじめ「買値から−20%で自動損切り」といったルールを徹底するか、他の成長機会へ資金を回すために早めの損切りを検討するのが投資の基本原則です。

Q3. 長期保有していた銘柄を「早売り」してその後の大相場を逃さないための対策はありますか?
​A. 保有株を一度に全て売却せず、「段階的な分割利確(部分売却)」を行うのが有効です。例えば目標株価に達した時点で保有数の半分を利益確定し、残り半分は買値付近にストップロス(逆指値)を設定して上昇トレンドが崩れるまで保有し続けることで、利益を確保しつつさらなる高騰の波にも乗りやすくなります。

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