こんいちは!当ブログ管理人の hani です。
資産3,000万円を達成するまでの歩みを振り返る「投資遍歴シリーズ」。
第1話では、26歳の時に全財産390万円を賭けたネクソン株で「連続ストップ安」を食らい、数年間耐え抜いた末に早売りして悔し涙をのんだ話をお届けしました。
今回はその続き。
ネクソン株をなんとか売り抜け、手元に残った資金を携えて私が次に突撃した「KLab(クラブ)株」での狂乱のドラマをお話しします。
ネクソンの資金を手に、次なる獲物「KLab」へ
ネクソン株の恐怖からなんとか生還した私でしたが、反省するどころか「次こそは!」と息巻いていました。
次に目をつけたのは、当時『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』などの大ヒットで勢いに乗っていた日本のスマホゲーム会社、KLabでした。
当時の日本のソシャゲ業界には、「新作ゲームのリリース前の期待値が一番株価が跳ね上がる」という明確なアノマリー(法則)が存在していたのです。
私はネクソンの売却資金を元手に、株価600円の時に約5,000株(約300万円分)を一括購入。
(また凝りもせず笑)
「次の大波が来るまで、じっくり待とう」と腹をくくりました。
幸いにも今回は底値付近で買えていたため、ネクソンの時のように毎日胃が痛むような含み損の恐怖はありませんでした。
キャプテン翼の爆発!300万円が「1,250万円」へ化けた狂乱
数年間の我慢を経て、ついにその時が訪れます。(ここもかなり長い底値を耐えました笑)
新作アプリ『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』への期待感が膨らみ、リリース後のセルラン(売上順位)も好調!さらに「次は海外展開だ!」という思惑も重なり、株価は凄まじい上昇トレンドを描き始めました。
600円で買った株価は、上下に調整をしながらも、あれよあれよという間に「2,500円」を突破!!
300万円だった私の資金は、一気に1,250万円(+950万円)まで膨れ上がったのです。
画面に表示される見たこともない含み益の数字。
当時のバカな私は完全に浮かれポンチになり、天にも昇る心地でした。
……しかし、当時の私には「利確(売却して利益を確定させること)」という概念が存在しなかったのです。
気持ちいいほどのジェットコースター暴落と「伝説の誤発注」
「どこまで上がってしまうんだ!?」
と鼻息を荒くしていたのも束の間、相場は非情でした。
「期待値だけ高くて実際は全く売れなかった」
という後続アプリの爆死が相次ぎ、株価は見事なまでの直線描くジェットコースター下降線を辿り始めます(笑)。
あんなにあった950万円の含み益は、見る影もなくドロドロと溶けていき、株価はとうとう「おかえりなさい」の3桁台まで暴落。
「あぁ……またやってしまった……」
株価が990円まで落ちてきたところで、私は「もうダメだ、せめて少しだけ売って利益を確定させよう」と震える手で証券会社のアカウントにログインしました。
一部だけ売却するつもりで注文ボタンを押した、その瞬間。
「あ……全売却しちゃったwww」
なんと、焦った私は数量の入力を間違え、まさかの「誤発注で全決済」をしてしまったのです(笑)。
数年間にわたる長い長い旅路は、自分のうっかりミスによってあっけなく幕を閉じました。
(その後、klab株はおかえりなさいの600円を達成🎉今はさらに下げてるのかな)
これだけヘタクソでも「持っていれば勝てる」という真実
結局、600円で買って990円で全売却となったため、1株あたり+390円。
約200万円のプラス利益でこの大騒動は終わりを告げました。
1,250万円まで増えた幻の含み益から見れば大失敗ですが、冷や汗をかきながら口座を見つめたとき、私の中にふと湧き上がってきたのは不思議な「学び」でした。
「俺、集中投資でこんなにバカな売り買いをして、売り時も逃して、最後は誤発注までしてるのに……結果的に勝ってる(利益が出てる)じゃん!!」
泣ける話であり、笑える話ですが、この時私は身をもって知りました。
どれだけ売買が下手くそでも、買い場(安いタイミング)さえ間違わず、「時間を味方につけて長く持ち続ければ、相場は勝てる可能性がある」ということを。
ちなみに当時の私は「リスク分散だ!」と言いながら、他のソシャゲ会社の株もいくつか買っていたのですが、冷静に考えたら全部ソシャゲ業界なので全く分散になっていませんでした。(笑)
迷走の20代から「真のポートフォリオ」へ
ネクソンでのストップ安事件、そしてKLabでの爆騰と暴落、誤発注劇。
2つの修羅場をくぐり抜けた私は、ようやく自分の愚かさを認め、投資スタイルを根本から見直す決意を固めます。が・・・
「自称・分散投資」をやめ、本当の意味でリスクを散らすにはどうすればいいか?
パチンコ感覚の集中投資を脱却し、手堅く資産を増やす仕組みとは?
考えた挙句、辿り着いた答えとは?
次回はリスク分散の「履き違い」、「勘違い」についてまたやらかした件についてお話し致します。
本記事のQ&A
Q1. スマホゲーム(ソシャゲ)関連銘柄の「リリース前期待上げ」とは何ですか?
A. 新作ゲームの事前登録数や話題性を材料に、実際の配信前から期待感で株価が急騰する現象です。
配信後にセールスランキング(セルラン)が予想を下回ると「材料出尽くし」や失望売りで急落するケースが多いため、リリース前後の値動きには注意が必要です。
Q2. 急騰した株の「利確(利益確定)タイミング」を見極めるコツはありますか?
A. 一括で売却しようとせず、「2倍になったら元本分を売る」「高値から〇%下落したら逆指値で決済する(トレーリングストップ)」といったルールを事前に決めておくのが有効です。分割して利益を確定させることで、幻の含み益で終わるリスクを減らせます。
Q3. 同業種(例:ゲーム会社ばかり)の株を複数買うのは「分散投資」になりますか?
A. 同一セクターへの投資は、業界全体の不況やトレンド終了による下落リスクを同時に受けるため、十分な分散投資とは言えません。真のリスク分散を行うには、異なる業種(製造、通信、金融など)への分散や、国内外の株式・債券・投資信託などを組み合わせることが大切です。
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